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管理釣り場の魚[ニジマス]

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管理釣り場の魚といえども、幾分なりとも野生をそなえているはずだから、自ずと彼等が好む場所へと移動し、そのまわりを中心に行動すると想定でききます。そうしたことを阻害する要因は、釣り人のプレッシャーや、そのエリアの水温、あるいは溶存酸素量などですが、もし、そうした要素がなければ、彼等は自分の好む場所に居着いたり、そのまわりを回遊するはずです。ということで管理釣り場といえどもネイティブ状態の彼等の性質を知っておくことは、結構、役立ってくれる。そこで管理釣り場に放流されている魚種をみると、圧倒的に多いのがニジマス、それに日本原産のイワナ、ヤマメ(アマゴ、エノハなどもある)、サクラマス(サツキマス)、ドナルドソン、ブラウントラウト、ブルック、オショロコマ、イトウ、それに夏場用にホシスズキなどを放流する釣り場も増えている。これらのメインになっている魚種の特性等をみることにしよましょう。

ニジマス

 レインボートラウト、虹とマスの英名を直訳してニジマスと呼ばれる管理釣り場を代表する魚種。アゴから体側にかけて赤褐色や虹色の帯が浮き上がることからこのような呼び名が付けられている。

 そもそもの原産地は北米からカムチャッカにかけてであるから、日本には比較的近いエリアの魚種といえる。日本へは明治10年にアメリカから移入されたのが始まりで、以来、130年を経る。

 この間に養殖技術の発展で量産されるようになり、また、半年で20cmという成長の早さも手伝ってどこの管理釣り場でも必ずというほど放流されている。このニジマスがあって管理釣り場が成立しているといって過言でないものの軽くあしらわれる傾向がある。ところが大型になると90cmを超えるものもみられ、また尾ヒレがしっかりしたピンシャンで50cmを超えるようなサイズになると、十分過ぎる引きを味わうことができるライトタックルでは、好敵手になってくれる。

 確かに放流したばかりは、どんなルアーにも反応して気安く釣れてくれるが、短時間で学習してルアーを追わなくなるので、本格的な釣りはそこからだ。釣り場の条件にもよるが、管理池のなかでも小型のものほど群れをなす傾向があり、1尾ヒットすれば同じポイントで連続してヒットするので、数を楽しむのであればルアーを次々と交換して目先を変えれば連続的にヒットする。

 釣り場の水深にもよるが、水深が4、5mと深い釣り場では大型のものほど下層で釣れることが多いが、ベタ底かどうかは底の水質や溶存酸素量などを考慮しよう。

この魚を食べるには……

 20cm前後のものは塩焼きで食べることが多いと思う。このサイズを他と食べ比べたときそれほど旨くないという意見があるが、もう少しサイズアップしてくると脂が乗って美味になる。40〜50cmになるとヤマメ以上に美味で、釣り場にもよるが刺身でも食べられるし、ムニエル、バター焼き、新巻状態で塩蔵し水分を抜いたものを薄く切って塩焼きにすると、紅サケにも匹敵する。20cm前後のニジマスを美味しく食べるには、バター焼き、空揚げ、天ぷらなどがおすすめ。なお、料理の前の下処理では、血合いとエラ、表面のヌメリをしっかり落としておくこと。

管理釣り場の魚

ニジマス

ヤマメ

ブラウン

ドナルドソン

イトウ

イワナ

ブルック

タイリクスズキ