では、ほかの魚は、どうすればルアーに反応しやすくなるのか。そこでヤマメを例にとって話を進めよう。ヤマメは、結構、速いアクションに反応する。自然界でも同じで、ヤマメ、サクラマスをターゲットとしたトローリングの場合、船足はニジマス狙いの2、3倍のスピード。ニジマスがトロトロ走るのに対して、ビュンビュン走る感じでターゲットポイントを通過することで反応する。同じポイントをニジマスのスピードで船を走らせてもニジマスもヤマメ、サクラマスとも反応しない。 キャスティングの場合、2000クラスのリールで1秒間に3〜4回リールハンドルを回すようなスピードで丁度いい。しかし、それだけでは反応しにくい。そこでアクションを加えるのだ。 手法は、リールハンドルを3回転ほどしたところで、回転を止めて2度ほどトウィッチを加え、イレギュラーな動きをルアーに与える。これに反射食いで反応したり、邪魔なルアーを追い払うために攻撃してくる。 このテクニックはスピードを変えることで、すべての魚種に対応できる。また、活性が下がってシブクなった群れに食い気のスイッチを入れ場合にも有効なので、覚えておくといい。 例えば、超スローでリトリーブしただけでは、ニジマスといえでも放流されたばかりでもない限り、今日の管理釣り場の魚達は反応してくれない。何らかのアクションを加えてようやく反応する。そのアクションは、大き過ぎても派手過ぎてもニジマス反応は好ましくない。超スロー、もしくはミディアムスローで引いている間に軽くトゥイッチを与える程度でいい。 ところがヤマメ、サクラマス、イワナ、ブルック、ブラウンなどの魚種では、これでは反応しない。かなりハイスピードで派手なアクションを加えることでようやく反応する。このような派手なアクションとハイスピードリトリーブとなると、スプーンではなくミノーの釣りになる。軽量なスプーンでハイスピード、もしくは派手なアクションを加えると浮き上がってしまうからだが、そこでミノーイング用タックルをがあると便利になる。 |