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[港で釣る]

アナゴメインの底釣り 五目釣りを意識すれば、大物カレイも出るゾ!

秋の天候は、変わりやすい。好天を予想していた釣行日が急な台風の発生で影響を受けて、外海ポイントがすべて壊滅。そうしたときは、どうするか。こうしたときは知恵と装備を駆使して、新たなチャレンジを試みるも面白い展開が開けたりす。

風とウネリで次々と移動を強いられる釣りに 

 2週間以上も前に釣行計画を立てていた10月15、16日の二日間。しかし、その日が近付いたとき、遥か南西沖に大型台風が発生し、海はウネリが始まっていた。鹿島では、数万トンの大型船が複数、転覆したり座礁したと大変な事故が生じた。予定をしていたポイントの近いところで起きた海難事故である。

 依然として何人かが海に流されて発見できないままだが、1人が釣りのポイントの近くで水死体で発見されるということが判明してくると、どうにもそのエリアでの釣りは敬遠したくなる。そして加えて強いウネリが、衰えることなく波打ち際を襲っていた。

 しかし、釣り人が限られた休日を活用するサラリーマンともなると、条件が悪いからといって急に予定変更はできない。おそらく多くの釣り人は、このような状況で釣りを楽しんでいると思う。

 ということで当初、予定していたアナゴポイントを少し変更して、鹿島灘の北側エリアの港を選ぶことになった。

 その釣りポイントも早朝の間は入れたが、時間を追うごとに風が強まり撤収、また撤収という事態が続いて腰が落ち着かなくなる釣りを強いられた。こうしたときに都合のよいのが大型港である。加賀谷氏は、即座に港内の実績ポイントへ移動を開始した。

大型アナゴは掛かったものタモが間に合わず海に返った

 とりあえず加賀谷氏オススメの第一ポイントから見ると、そこには先客が1人いた。その先客から少し離れたところの向い風ながらもテトラ越しに仕掛けを投入できる場所があったので、そこに入らせてもらった。

 釣り始めてしばらく。先客に本命の大型アナゴが掛かった。それ見た加賀や氏は、タモを用意して取り込みを急がないように声を掛けた。そしてテトラに乗った。しかし、先客は、そのタイミングより早いタイミングで素早くリールを巻き上げた。

 案の定というか、予想通りというか、アナゴが掛かった仕掛けがテトラに絡んだ。その瞬間に大型アナゴはハリから外れて海面へ姿を消してしまった。

 サイズは、70cm前後あったろうか。テトラの頭にアナゴが当たってバレたのであったそしてそのあとは、まったくアタリがなく1時間ほどが過ぎた。その頃になると、北向きの風は勢いを増して竿を倒したり、ラインを引っ張ったりして、アタリを読むどころではなくなっていたのである。ラインは、風に煽られて大きく膨らんだり、海面に押し付けられたりして、アタリがあったとしてもまったく読めなくなり、加賀谷氏は港内への移動を決意した。そして第2ポイント。ここは、かつて加賀谷氏が大型アナゴを引き出したポイント。現在は、目の前で工事が進んでいるので、緒おきな期待はできないかもしれない。しかし、岸際ではアイナメ掛かるし、沖合いではデカハゼが掛かる。つまり大型アナゴのエサになりそうなハゼが釣れるのであるから、狙えばアナゴが掛かるかもしれないと思われた。

 

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2006/11