シーバス<ルアーフィッシング> 

 初めてでも、ちょっとの工夫で必ず釣れる


シーバス

シーバスを狙うには……

 スズキは沿岸に生息する馴染み深い魚種で、セイゴ、フッコ、そして70cmクラス以上をスズキと成長に合わせて呼び名が変わる 出世魚です。とくにスズキサイズは、ルアーの好ターゲットとして人気を確保しているのは、私達が生活しているすぐ近くの沿岸で出会えることの大型魚であり、同時に強い引き味、バイトの瞬間の衝撃など、釣り人を虜にする魅力に溢れているのです。

 しかも、イワシ、アジ、小イカ、アユ、ボラなどを捕食するフィッシイーターで、ルアーに果敢にアタックしてくれます。

シーバスのポイント選定は……

 釣り場は、岸壁、河口、河川の上流域、サーフ、磯と、様々なところで釣ることができまます。

 スズキがいるかどうかを見極めるには、彼等が捕食するエサとなる小魚、ベイトフィッシュと呼んでいますが、そうしたものが想定する釣場に入ってきているかどうかが、シーバスが進出してくる目安になりますのでルアーフィッシングを始めるには、シーバスそのものでなく小魚の存在に注意を払う必要があるのです。

 たとえば大量のイワシが湾内や漁港内、あるいはサーフに進出してくると、そこに必ずといえるほどフィッシュイーターといわれる魚が現れます。スズキのほかにヒラメ、マゴチ、外洋に面したとことではイナダなどの青物も進出してきます。だからといって必ず釣れるとは限りません。多すぎるベイト状態では、ルアーに興味を示してくれないこともありますし、ベイトが邪魔になってルアーをアピールできないといったこともあります。そうしたときにルアーをアピールするには、それなりの工夫をしならないわけです。

 もちろんベイイトは、回遊する小魚だけではありません。底性のハゼ、キス、メゴチ、ときにはカニやエビなどの甲殻類も捕食しますので何を捕食しているか見極めることも大切です。

シーバスを釣るにはベイトフィッシュの回遊コースを読む

 シーバスは何もない沖合いを自由に回遊しているわけでありません。基本的には根から根へとベイトの寄り付きそうな場所を求めて移動してるのです。ですから根のある場所、あるいは障害物のある場所、カケアガリなど変化のある場所を意識して攻略ポイントを選ぶ必要があるでしょう。

 たとえば岸壁では、岸壁が一つの障害物であるすれば、岸壁に寄り添うように回遊することも多いのです。ですから沖合いに遠投するより、足元を攻める工夫をしたほうが効果的なこともあるます。また、沖合いに船道や古い石積みの堤防跡が沈んでいるようなところでは、シーバスの回遊コースになっていることもあります。また、サーフの中の岸壁からでも、小石がポツポツと入った場所や、ロープなどが沈んでわずかな障害物になているようなところでもシーバスは回遊してきます。

 つまり何か変化のあるところを狙うというのが基本です。

 ベイトが群れている場所は、今度は障害物を意識する必要はありまえん。いればベイトの下に潜んで、虎視眈々と捕食のタイミングを狙っていたりします。

 そのときのルアーの打ち込みポイントは、ベイトの群れの中ではありません。ベイトの中にルアーを打ち込めばベイトは驚いて逃げ惑い、シーバスのほうは捕食のタイミングを逸らせれてしまいます。ということでベイトの外、そしてシーバスに違和感を与えないポイントを選んで打ち込みます。ラインの動きにも注意が必要です。ラインを鳴らしたり、強く引いたりしますとベイトを驚かせ異様な動きをさせてしてしまいます。

シーバスはナイトゲーム、それともデイゲーム

 中心はナイトゲームです。サーフではデイゲームでも反応してくれまるが、やはり未明から朝マズメまでと思っていたほうがいいでしょう。ナイトフィッシングは、日没後から勝負になります。

 また、河口まわりでは下げ潮時が中心です。大雨が降ったあとで下流物があるときは、上流からの流されてくるベイトも豊富で濁りも入りますのでデイフィッシュングが可能になります。河川の影響を受ける漁港では、濁りの混ざった漁港内に大量の小魚が集まって、シーバスや青物が同時に釣れることもあります。

 ナイトフィッシングでは、明かりのまわりに集まる小魚を意識するといいでしょう。しかし、ルアーを通す場所は明かりの入る場所ではありません。明かりの届かない暗闇や影のなかがポイントになります。また、明かりが入らない根まわりでも小魚が集まりますので、そうしたところには意外な大物が回遊することが多く、一発、当たればランカーサイズということもあるのです。

使用ルアーは……

 プラグ類、ソフトルアー類、メタルルアー類と、いろんなルアーが使えますが、ここではプラグ類について触れておきましょう。

 タイプとしては、トップウォータープラグ、ミノーのシャローランナー、ノーマル、ディープダイバー、バイブレーションと、すべてのタイプが使えます。そのときのコンデイションで最適なタイプをチョイスするわけですが、プラグの基本的なチョイスは、シーバスが意識しているであろうエリアの少し上側を通せるタイプを想定しています。ナイトフィッシングの場合、ベイトは表層近くに浮いてきますので表層から60cmほどのレンジを通せるミノーを中心に考えておくよいでしょう。シャローランナーやノーマルリップのミノーです。ときにはポッパーやペンシル、スイッシャーなども効果的です。

 スイッシャー付きのミノーという手もあります。スローでリトリーブしたとき、シャラッ、シャラッとわずかに回転してくれればいいのです。そのとき起きる小さな波紋で超ビッグサイズが反応するということもあります。

 ベイトが沈んでいるときは、バイブレーションや潜行タイプのスローシンキングやシンキングシャッドなどを使う方法もあります。使い方は、いろいろありますので機会をみて紹介しましょう。

ミノーのサイズとF、S、SS、SFタイプ

 サイズとしては5cmから12cmが使われます。春先の稚魚の多いときは5〜9cmが中心、秋は12cm中心と考えてもいいのですが、日中はベイトサイズに合わせる、夜はアピール力の強い大型という考え方をしてもかまいません。釣場によって異なる面も多々ありますので、それぞれに判断しるしかありません。

 ミノーは、F、S、SS、SFといったタイプがあります。Fはフローティング、Sはシンキング、SSはスローシンキング、SFはスローフローティングといった、ミノーの浮き沈みのタイプを表している記号です。

 FとSの間にあるのが、SS、SFです。SSはゆっくり沈むタイプであり、SFはゆっくり浮き上がるタイプです。とうのはサスペンドという中層に留まるルアーは、海の場合、場所によって塩分濃度が異なっていたして完全なるサスペンド状態を確保するのが難しいのです。そこでスローで浮き上がるか、スローで沈むかとなるわけですが、どらを選ぶかは使用条件やアピールの有効性も考慮する必要があるでしょう。

 使い方としては、アピール状態を演出してからルアーをそのまま放置した状態にすることもあります。それが効果的だったりしますが、そのときスローで沈むSSタイプは根ガカリの心配をしなければなりませんし、その心配は浮き上がるSFではないわけです。

ナイトフィッシングの基本は超スローか……

 シャローランナータイプを超スローで引いて、しっかりとした引き波を表層につくるという釣り方が、一つの基本テクニックです。ただ、最近のシーバスはルアー攻略を見切っているのか、それだけでは反応しないことが多いのです。水面下にルアーを沈ませて静と動の組み合わせでアピールする必要もあります。

カラーは、ピール系を中心に使う

 日中はナチュラル系、夜はアピール系という考え方が一般的ですが、実際は、ルアーカラーはそれほど関係ないといえます。どちらにしてもアピールできるカラーを選ぶ、とくに夜はその傾向が強いとえいます。ゴールド系、チャート系、ホワイト系、あるい黒というような選定もあります。

 また、アピールといった面では、ルアーサイズも関わります。とくにスズキサイズを狙うには、12cmをベースに考えておいていいでしょう。