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大久保亨&サンデーローラー

南房総の[冬ヒラメ]攻略 鳥山にバマゴチも出てイト連発

ヒラメ狙いのサンデーローラー隊は、メインフィールドの鹿島灘を離れて南房総へと場所を変えた。初夏に83cmの座布団ヒラメを引き出したフィールドでは、どんな冬のヒラメが待機しているのだろうか。

部隊は一カ所に集中せずに分散して有力ポイントを攻略 

 今回のローラー隊は、20人ほどのメンバーが参加するという大掛かりな作戦となっていた。久しぶりの房総攻略とあって房総をメインフィールドとしているチームサーフェイスのメンバーが数多くそろったせいもでもあるが、それ以上に南房総を中心としたヒラメフィールドでは、連日、50cm前後のヒラメがどこかで出ているという情報が釣り具店レベルでも浸透していて、恐らくローラー隊のメンバーも大いに期待していたに違いない。

 しかし、当然として好条件は重ならないのが常で、作戦前日頃からうねりが入り、メイン中のメインのフィールドでは逆風の風もあって諦めざる得ない状態になっていた。そのため外房エリアを含めた釣行計画が立てられていた。

「いかにヒラメが出ているとはいってもこの魚ばかりは、100%確実という話はありません。上手く保険を掛けていないと撃沈してしまう可能性があるんだよね」というヒラメ保険を想定して、大久保隊長は「各自、2、3人のメンバーでお好みのフィールドを攻略していただきましょう」という決断をしていた。

 南房総を中心に20人ほどのメンバーが7、8組みに分かれてヒラメポイントと思われるサーフに立ちこみ、釣果の結果を交換しながらポイント移動して確実にヒラメを出そうという計画だから、この日のローラー作戦は南房総から外房総にかけてのほとんどのサーフにロ−ラ−隊の誰かが入っていた。だから、どこかで必ずヒラメ情報が発信されるはずである。

 大久保隊長が入ったのは、各自が好みのサーフを選んだ結果からいえば、ちょうど中間地点でになり、南北約40km近い広がりなっていた。中間地点こには、6人ほどのメンバーが1km余りにわたって散らばっていた。

水温は摂氏16.5度、ヒラメ狙いにはもってこいの条件

「水温が摂氏15度を切ると厳しくなりますが、それ以上で安定していれば、釣果が得られる確率は十分にあります。今は冬の潮周りで、そのなかで水温が16.5度ですから大いに期待できます」と、大久保隊長。

 しかし、強風とウネリで南に面したサーフは立ち入れず、その影響でどこもかしこもある程度の荒れを想定していたのだったが、東に面したサーフはほぼ無風状態で海面はのっぺりと静まった状態に保たれていた。

「波もなければ、潮流も弱い。何らかの変化を見つけにくいこうしたときにどこを狙えばいいかですね」「そうだとすれば流れ込み、カケアガリ、急深エリア、根の周囲といったところが一つの目安でしょう」ということで、まず、目につきやすい流れ込み周りにメンバーが集中したが、アタリが出ずにそこを離れて広がっていった。

 結果的にこのエリアでは、何本かのバイトを感じ取れたが、フッキングには及ばなかった。そしてそれがヒラメのものだとは決定ずけるまでにはいかなかった。しかし、北側に入ったメンバー、さらに南側に入ったメンバーからヒラメ情報が入ってきた。

 兄邪氏の43cm、鱸氏の58cm、それに40cmアップと、すでに3枚が確保されていた。ほかのフィールドからも情報が入った。「あそこで2枚出た、隣りで3枚出た」というヒラメ情報が花盛りなのが、われわれのエリアが沈黙したままで時は過ぎ、場所替えタイムになっていた。

 大久保隊長の見方は、「今日は、上りの中潮、下げ6分辺りの夜明け前後が一つの狙いどきです。夏の間は下げから上げ狙いを強めていましたが、これから水温が下げに向かっていく冬は、日が上って水温が上昇する頃が狙いです。日が上りきって日中の水温も安定した頃の下げへを強く意識するといいでしょう。もちろん朝夕のマズメ時は集中して狙うべきです」ということだが、釣果結果はその通りになっていた。

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2006/12