◆この魚の特徴◆ 同じニベ科の魚は、ニベのほかにイシモチ(シログチ)、コイチ、オオニベ、ホンニベなどが知られているが、ニベ科の魚は70属約270種もいて、そのうち約17種が日本に生息している。なかには1m近くになる固体もみられる。また、ニベとイシモチ、あるいはコイチは、それこそ姿、形、生息環境、習性などもソックリなのでしばしば混同されやすい。見分ける方法は、ニベには体側に沿って入る暗色の模様とエラブタの暗色の斑点があること。ニベは、ウロコに合わせて何本もの暗点が斜に入るが、イシモチにはそれがない。 生息環境は、砂底の海域でヨブや砂底のカケアガリなどに居着くが、大型のもの中層に浮いていることが多く、釣り方は投げ釣りやウキ釣りなどがあ。中層にいる大型を狙うにはウキ釣りが適している。また、ルアーでも釣れる。ジグヘッドにソフトルアーが一般的だが、メタルジグや小型のプラグでも掛かる。 釣期は、周年だが、初夏から秋にかけてがとくによく、初夏には30cmアップの数釣りもできる。食味がいいのは脂が乗った冬だが、白身で塩焼き、刺身、酢の物、一夜干しなどで食べると美味。少し水ッポイので、刺身にするときは、たっぷりの塩に20〜30分ほど寝かせておいて水抜きをしてから、水洗いして塩分を流してから刺身や酢の物にすると身がしまり美味しく食べられる。また、三枚におろして皮を剥いでからコブ絞めにして刺身にしてもいい。 |